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R.シュトラウス / 死と変容

オケで古典モノが続いて眠たくなってしまったので、
ロマン派最後の大物、R.シュトラウスの「死と変容」でも。
(個人的にしばらくモオツァルト先生はご勘弁願いたい) ←トラウマ


本作品はR.シュトラウスが自らの病床体験を元に作曲したもので、
ひとりの芸術家が死を迎え、その肉体から魂が離れて変容し、
浄化されていくまでを描いているわけですが、


「死の床に伏す病人が、臨終を前に、
激しい生と死の闘争の中、幸福であった頃を回想する。
やがて魂はその身体を離れて浄化(変容)が訪れ、魂は天の高みにのぼる。
そしてそこは、清らかで平和な光に満ちていた。」

キリストの変容
ラファエロ画 / キリストの変容 (勝手なイメージです)

生と死の闘争、激しい葛藤、過去への憧憬。
うーん、なんとドラマティックな。


(動画:カラヤンxベルリンフィル)

「死の床に伏す病人」ということで、なにやら不穏な空気で始まり、
圧倒的な重量感を持つ、激しい【生と死の闘争】と、
弦の甘やかな【過去の回想】が繰り返されていくのですが、

「生と死の闘争」があまりにも激しカッコヨス。
(金管バリバリモノはわりと好きです)


続く展開部の甘メロ、過去の回想がまた非常に美しくて。
幼少の日々、青春の日々。 (ハープがまた良し)
2:43からの甘メロ→7:00の浄化のモチーフあたりまでの
一連の繰り返しに胸を掴まれます。

この、終盤に現れた浄化のモチーフによって病人の「変容」の時が近いことが暗示され、
遂に病の激しい一撃に倒れてしまいます。。。


そして魂が肉体から離れ、死の恐怖から開放されたコーダでは、
「浄化」のモチーフによって救済と浄化が暗示されるわけですが、
その広がり、神々しさには落涙必至!

(ここに至っては全部に萌え。)

見えたよ、私には彼の魂の変容が見えたよ。 ←?


帝王カラヤンもR.シュトラウス作品には定評がありますが、
くぼみのオススメはフルトヴェングラー X ベルリンフィル版。

最後、この動画でいうところの3/3、5:06からぐぐっと持っていく所で鳥肌が!
魂の解放というか、神が見えるというか。

この曲は一歩間違えると、金管が大仰にすぎる恐怖演奏になりますが、
フルトヴェングラーはやっぱりこういうところが上手いですね。
必聴の一枚です。

R.シュトラウスは最近自分の中で波がきてますが、
彼のオペラ「ばらの騎士」もサイコーですね!

327.jpg
R.シュトラウス / 「ドン・ファン」「ティル」「死と変容」
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 /ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮




祖父の永遠の眠りが、魂の変容が、安らかなものでありますように。

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